「たとえ自分自身に不利であっても、正義を貫け。」(クルアーン ニサー章135節に基づく)

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デディ・プラセティヨ警視監、UNISSULA法学部とともに「精密警察」に向けた修復的司法を論じる

修復的司法は、インドネシアにおける法執行事案を検討するうえでの手法として推奨されうるものです。

「修復的司法は、各地域の文化的な考え方や伝統的・日常的な側面を取り込む手法をとることができ、そこにはパンチャシラの哲学に含まれる正義の価値があります。むしろそれは古くから存在してきました」と、デディ・プラセティヨ警視監(教授・博士)は述べました。

現在、国家警察長官人事担当補佐官を務める同氏は、2023年7月17日(月)、スマランのUNISSULAキャンパスで開かれた自著『修復的司法 ― 精密警察への変革戦略』の書評会で語りました。

国家警察広報部長(2021〜2023年)を務めた同氏は、修復的司法の適用は、正義の感覚という原則を満たそうとする国家警察の姿勢の表れだと述べました。

国家警察は、修復的司法に基づく犯罪処理に関する2021年警察規則第8号を指針として、予防の取り組みに重点を置いています。

明確な法的裏づけがあることで、現場の法執行官はより勇気をもって行動できます。

他方で修復的司法は、矯正施設の過剰収容、法執行官と事件数との比率の不十分さ、事件処理にかかる高い費用など、法執行のさまざまな問題の解決策にもなりえます。

「私たちは、法を教科書を読むことだけで捉えることはできません。たとえば貧しい人がサンダルを盗んだ場合、それを刑事捜査の観点だけで見ることはできないのです」と説明しました。

さらに同氏によれば、修復的司法は、SNS上の侮辱事案や、窃盗、交通事故、薬物濫用といった軽微な犯罪など、法執行上の問題を非犯罪化する手法にもなりえます。薬物の事案では、当事者の更生が望まれます。

「この書評会をもって、私たちは警察長官の方針を実践しています」と説明しました。

さらに講演の中で、当該規則における修復的司法の精神は、地域安全担当官(Babinkamtibmas)に対し、担当地域で住民が関わる争いごとや紛争を解決する権限を与える形で現れていると述べました。

一方、UNISSULA学長のグナルト博士は挨拶の中で、デディ教授はUNISSULAの法学分野の教授であり、法学博士課程の専任教員としても登録されていると述べました。

さらにグナルト博士は、本書が、犯罪の被害者と社会に対する回復と正義の実現について新たな考えを提示し、デディ・プラセティヨ警視監が提唱する修復的司法の手法によって、良識と良心の結びつきに根ざした平穏を生み出すものになると述べました。

書評会の討論者として、アニス・マシュドゥロハトゥン教授、スリ・エンダー・ワヒュニンシー教授、ハルティウィニンシー教授、イ・ニョマン・ヌルジャヤ教授、ラザルス・トリ・セティヤワンタ教授らが登壇しました。

また同じ機会に、教育・研究・社会貢献の分野における国家警察とUNISSULAとの覚書も交わされました。

この連携が、UNISSULAの構成員一同、そして広くインドネシア国家警察にとって有益なものとなることが期待されます。