法の執行にあたっては包括的な解釈が必要

(unissula.ac.id)デジタル化の時代にあって、法執行に携わる者は慎重でなければなりません。デジタル化は司法の過程に影響を与えるからです。
国家警察広報部長のデディ・プラセティヨ警視監は2022年7月2日(土)、「人々は自らの正義感が損なわれたと感じると、きわめて素早く反応します。ですから捜査官は一つの視点だけで見ることはできません。一つの問題を解決するには、より広い視野が必要です」と説明しました。
この発言は、UNISSULA法学部法学修士課程が主催した「国民的な正義にかなうインドネシアの法執行」と題する全国ウェビナーでのものです。
同氏によれば、インドネシアの人々はソーシャルメディアの活発な利用者数で世界の上位10位に入ります。人々は批判的であり、正義感を損なう出来事にはきわめて素早く反応します。
「ですから法執行に携わる者は正義を重んじ、法を包括的に解釈しなければなりません。人間らしさへの感覚も置き去りにはできません。そして私たちの民族の英知は、法執行の土台としてのパンチャシラの崇高な価値にあります。インドネシアの法執行においてパンチャシラは重んじられなければなりません」と説明しました。
また、法執行の問題がきわめて複雑であり、社会の社会・政治・経済・文化の各体系に関わることも認めました。「法の過程に影響を与える要素は、実体、構造、そして文化です」と説明しました。
同氏によれば、それは法が真空の中で、影響から遮断されて働くのではなく、常により大きな社会環境と相互に作用しているからです。
行事はUNISSULA法学部長のバンバン・トリ・バウォノ博士によって開会されました。学部長は、専門家を招いたこのウェビナーが、法学修士課程の学生の法執行に関する見識を広げることを期待すると述べました。国内での法執行の過程は決して容易ではないからです。「この催しを通じて、正義についての新たな知の蓄えが生まれます」と説明しました。
会場にはUNISSULA法学修士課程主任のスリ・クスリヤ博士も出席しました。
登壇者としてはほかに、UNISSULA法学部教員で法実務家のH・D・ジュナエディ博士、そして中部ジャワ高等検察庁の元検事正で、現在は検察庁民事・行政担当次席検事総長付書記を務めるプリヤント氏が名を連ねました。
同氏は、パンチャシラの各原則が法執行の営みに映し出されるとし、「パンチャシラに生きる者は、理想的な法執行への大きな志を持っています」と説明しました。